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当記事は シレントルネコ投稿祭 Advent Calendar 2024 に投稿したものです。

記事内容に関するご意見やご質問などありましたら、当記事のコメント欄かあるいは筆者のTwitter(@perticasun)の方にご連絡頂ければ返信いたします。
また今回記事の執筆にあたりシレン2最上位勢の一人である風石さん(@quiver_4)さんにご助力をいただいております。



【風来のシレン2】

パコレプキンの腕輪として初登場。
腕輪が壊れるシリーズ故に被弾が怖いけれど長らくこの作品のパコ腕輪は壁抜けの最盛期だった。

入壁時に最大HPの5%分しかダメージを受けない
複数載せが出来てそれを補える弟印
"壁抜けの腕輪"ではないので水上空域を歩ける
壁中,水上空域で腕輪を外すと高飛びが出来る
「追跡状態」が存在しない作品故に1回壁に入るだけで逃げれる
マップ構造的に小さい部屋と通路が多い(=壁に行きやすい)


軽く特徴を挙げるだけでもこの頃が間違いなく"最強格"の壁抜け腕輪と言える

シレン2には床限定・店限定の腕輪が一応あるにも関わらずこの腕輪入手手段の幅自体は広く、もっと不思議枠である最果てへの道では店系テーブルや変化、ビックリの壺(黄金or41F~)から出現。現実的ではないですが黄金階段さえ引ければストーリーダンジョンでも出るとか。
ただし幅が広いだけで拾いづらさ自体は結構なものらしく最果ての解析データを見た限りでは出現率1%を切っている。とうしの腕輪も同じ確率のようで両方揃えないといけないTA勢は辛そう

入手率はともかくとして腕輪単体としての強さは圧倒的。
環境とも噛み合っていて総合的に最強クラスだと考えられる

ただし腕輪が壊れる作品であることは留意。腕輪へのダメージを他より稼げるモンスターもいっぱいいる
壊れない壁(入ることが出来ない壁)で入室方法に制限がかかったり壁抜けモンスターに追われることも。壊れない壁は店の周囲で見られるがそれ以外でも生成される。

最強格だけど脳死で使える枠ではないと感じた。



【風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参】

基本的にはシレン2のパコレプキンの腕輪と特徴は同じ。壁中で減るHP量や弟印重ねがけのパワーも同様。

環境的な話をするならアスカの方が戦闘はキツい 盾は強いが敵も強い

出来ることの幅的にパコ腕輪が来た時のゲームの変わり様はシレン2以上。ただしやはり壊れる
…と思いきや金セットが揃うと共鳴で腕輪が壊れなくなる 神ゲーか

ストーリーダンジョンでは終盤まで出現しないがもっと不思議枠の白蛇島や勝ち筋が絞られている裏白蛇にも出現してしまう。
但し裏白蛇はとうしが無いので他作品みたいな合わせ技は不可。

アスカ限定の技として「ムギチャ飛び」というものがあり、壁中や水上でパコ腕輪を外さなくてもワープが出来る
着地時のリスクは変わらないどころか腕輪の破損率が上がってしまうが、着地後すぐに壁に逃げられる利点がある。
やり方は容量いっぱいの壺に装備中のパコ腕輪を入れようとするだけ。



【風来のシレン3】
壁抜けの腕輪に改名されてしまう

改名&調整された影響で、
入壁時のダメージが固定に(本作は1ターン15ダメ)
弟印の効果変更(殴っても回復しない)
水上空域を歩けなくなった
水上空域で腕輪を外してもワープしない
それどころか壁中で外してもワープせず何なら追加で謎の15ダメージを受ける
3の追跡状態が絶妙に壁抜けの調整をしづらい仕様

などといった本格的な弱体化を受ける。
ダメージ固定化が特に大きく1Fで装備しようものならいきなり壁に突っ込んで15ダメ受けて即死することも(もっと不思議枠ツヅラの迷宮1Fから出現)
鉄球のワナ(他作で言う丸太)を喰らうだけで致命傷。ワープが出来ないのも痛い
その分床に落ちていたりもするがやはり見る頻度は多くない。

シレン3特有の話だけどモンスターの挙動が独特
・近代作と違って部屋内で追跡状態に入る条件が厳しい(=敵の動きを調整しづらい)
・シレンが壁に入ると一瞬で追跡状態が切れてどっかへ行く
・通路ではありとあらゆる方向へ進もうとする(いきなり方向転換する)


要は本作にしかないシレン3特有のモンスターの挙動と追跡状態の仕様から理解しなければならない

チュン曰く「前作で強かったアイテムは端に追いやって違う攻略にさせたい(意訳)」らしいのでこのような弱体化を受けたものと思われる。
実際シレン3は装備を強くして耐性系の印や腕輪をメインとするのが基本の戦い方。
それに真っ向から向かい合うパコレプキンの腕輪は想定するゲーム性を崩すと判断されたのでしょう。

ただ流石に露骨過ぎたと考えたのか次回作以降ではそこそこ強くなる。
ただこの作品以降は腕輪のシステムが壊れない
アークの炎のような遠隔攻撃もシャットアウト出来るようになったりしていて弱体化一辺倒という訳でもない。

巻物をぬらすと白紙に出来るシレン3的に考えると水上を歩けなくなったのが一番デカい弱体化だがこれはシレン3がおかしいだけ
パコ腕輪は浮遊してるから濡れないだろ」って?
シレン3は水上に飛びつきの杖使っただけで巻物濡れるし装備は錆びるんだよ

総合的に見ると特別弱い訳では決してないがシリーズの中で言ったら弱い方の壁抜け
一応シレン3共通の仕様で腕輪を合成出来るので揃いさえすれば透視+壁抜けの腕輪を作れる。これだけは他作品全ての壁抜けを越える魅力。



【風来のシレン4】

4の壁抜けの腕輪は調整版パコレプキンの腕輪として考えるならおそらく完成系

3からの変更点は
入壁時の固定ダメージが15→10になった
追跡状態の仕様変更
腕輪を常時2個装備出来なくなった(装備共鳴で可能)


の3点。環境的には噛み合っている点と噛み合っていない点が混在。

噛み合っている点としては気配察知の腕輪回復の腕輪を入手しやすい点と、敵と殴り合っていられないゲームバランス
比較的抜け察知(過去作で言うパコとうし)構成を作りやすく、回復腕輪で回復定数の変更も誤魔化せる。
シレン4は敵と真正面から殴り合える装備を作ることが非常に難しい為、壁抜けの腕輪はそこにも刺さる。

噛み合っていない点としてはマップの構成でやたらデカい部屋が出る(=壁に逃げづらい)こと。
戦闘が厳しいゲームで大部屋は流石にキツい。とはいえそんなん壁抜けが無くてもキツいのは同じというか無かったらそれ以上にキツくなるので実は全てに刺さっているとも考えられる。

追跡状態の仕様変更    これと気配察知の腕輪の入手率がシレン4のゲーム性を端的に表していると思います
知識さえあれば敵の挙動を完全に予測・調整出来るようになり、察知のお陰でそれを確認しながら行える。

近代作における壁抜けの腕輪の基礎技術「三角飛び」が生まれたのもこの作品で、慣れたプレイヤーはこれを頼りに全ての戦闘を回避することが出来ます
相変わらず丸太はキツいが15ダメージじゃないだけ死にづらいし壁を掘る手段も豊富。



【風来のシレン5】

壁抜けの腕輪再び封印
なんともっと不思議枠である原始に続く穴では、滅多に出現しない+入店が難しい高級店という場所でしか拾えません。しかも高級店にも滅多に売られていません。
前作で相棒だった気配察知の腕輪+回復の腕輪も店限定品に変更

壁抜けの腕輪は再びゲームの端に追いやられるのでした

…という扱いを受けていたもののPSvita/Nintendoswitchで追加されたダンジョンでは復刻
特にPSvitaで追加されたダンジョンではシレン5でこれまで強かったアイテムの出現がなくなり、その代わりとして気配察知の腕輪や壁抜けの腕輪が出やすくなっています
ただ大半のvitaダンジョンは識別済みであったり難易度が極端に低いのでスペックは活かしきれてない印象。(というかそのせいで三角飛びがそこそこ失伝状態にあった)

ただまぁ、壁抜けの腕輪がメインで勝ち筋になっていた4からの調整としては5のサブダンで活躍させる作りは悪くは無いのではないでしょうか
シレン5の壁抜けが出るダンジョンは大体消費アイテムの床落ちが強く逃げに向いている    環境は悪くはないが同時にアイテムが多いので重要度も高くはない



【風来のシレン6】

壁抜けの腕輪、原点回帰
…という訳ではありませんが恐ろしい程に強い壁抜けの腕輪が誕生しました。

壁中時のダメージが固定ではなくなり最大HPから4%分
シレンのLvが20を越えると1ターンでHP3回復
部屋が小さく多く通路が複雑


これら3要素だけで原点シレン2並の強さを持っています。
一応追跡状態のシステムは残っていて三角飛びの技術も同様だけどそんなこと全部無視して壁に入ってゴリ押しが効くようなスペック
常時回復の腕輪を装備しているような作品で壁抜けのこの仕様はやりすぎレベルで強い

しかも壊れない
単体でも簡単に扱えてしまうという最強の壁抜け。歴代シリーズの壁抜けを順位付けをするなら間違いなく2か6で争うレベル。浮遊とワープの2かリソース管理踏み倒しの6か

ただし弱体化もされていて追跡状態の仕様変更一部能力のガード不能化の2点は結構致命傷

追跡状態の仕様はシレン6で異様に長く追跡状態が続くように。そのせいで一度モンスターに発見された後ちょっと壁に入って追跡切って逃げるみたいなことはやりづらくなった。ガッツリ行くことになりがち。そして倍速モンスターも多め。
能力ガード不能は主にデブータ種Lv2以降おばけ大根種ゲンナマゲイズ能力を壁に入っても防げなくなった点。まぁこれは弱体化というよりは原点回帰ですね(適当)

総合的に見たら最も雑に使えて性能を引き出しやすい壁抜けだと思います



【おわりに】

今回はシリーズのパコレプキンの腕輪(壁抜けの腕輪)の性能を軽くまとめました。普段書いているようなガチガチのTA攻略記事とかよりは軽く読める記事を目指しましたがどうだったでしょうか。

肉システムなども含めれば初代でも壁に入れたり、トルネコヤンガスまで考えればしにがみの指輪や融合合体など多様な入壁手段があります。
この辺についてもいずれ書いてみるのも良いかもしれません(特に猫3のしにがみの指輪は面白すぎるし)

なお私自身は基本的に近代作のシレンにしか詳しくない為、過去作の記述について間違っている、不足点などがありましたら遠慮せずご指摘ください。